今回は日中の友好を目的に
2017年１０月１１日から１３日の間
萬粹楼博物館[ 中国黄山] で開催されました
黄山中日画展に招待出展させて頂きましたのでレポートさせて頂きます。


１日目
まずは１０日に日本から飛行機に乗り中国上海へ出発しました。
この地は７年前に２０１０年に上海万博で訪れた場所で思入れのある場所です。
日本の芸術家の皆さんと上海の夜景を見ながら
当時お越し頂いたお客さんの事、
会場でお世話になったスタッフの皆さんの事、
そして日本で応援してくれた人
自分の愛犬レオの事を思い出しました。
その中には亡くなってしまった人達もたくさんいます。
当時の事を思い出しながら天国にいる人達に
この地へまた来れた事を心の中で伝えました。

上海の夜景


現地では中国の鍋料理を頂きました。
トマト、唐辛子、しゃぶしゃぶなどを中国の出汁に入れて食べます。
日本では珍しいアヒルの胃も頂いたのですが牛タンに近い味がしました。


現地の鍋料理


２日目
上海から飛行機に乗り約1時間程で今回の目的地である黄山に到着しました。

黄山は空気が澄んでいて自然あふれる素晴らしい場所でした。
その晩はホテルにて現地のスタッフの皆さんが歓迎晩餐会を開いてくださいました。



歓迎晩餐会の様子


今回は村山 元総理内閣総理大臣も出席予定だったのですが
ドクターストップがかかり出席する事が出来ませんでした。
しかし娘様の中原先生が駆けつけてくださいました。
演説では村山先生の日中平和の想いを私達に伝えてくださいました。



主催の宇先生、中原先生と


３日目

この日はいよいよ展覧会開催の日です。
開催会場の萬粹楼博物館に向かいました。



開催会場　萬粹楼博物館

博物館に到着すると中国の楽器を持った音楽団に歓迎して頂きました。
日本ではこのような事は滅多にないので非常に嬉しかったです。



現地の歓迎


開幕式も開催され日中の画家の皆様が出席しました。

主催様より日本の若手画家と紹介して頂き
現地の皆様から歓迎を受けました。
当日はたくさんの人にご来場頂き大変盛況でした



開幕式の様子


会場では村山元総理の作品も展示されておりました。



村山元総理の作品



中国人のスタッフ様と





小林先生による書道


今回は日中の平和を願い番傘

「時の光」

を制作させて頂き素晴らしく飾って頂きました。



番傘「時の光」　浦大典作




この日の晩餐会では
中国のスタッフの代表者に

お土産として習字と現地の紅茶を頂きました。
素敵な贈り物を頂き心より感謝いたします。



贈り物の習字




お土産の紅茶






4日目

この日はこの地の名前にもなっております黄山へ観光に行きました。
黄山はにはロープウェイで登るのですが霧で辺り一面が真っ白になっていました。




ロープウェイの様子

頂上付近も霧で覆われていましたが休憩地点に行くと霧が晴れてきました。
みんなの願いが届いたと確信しております。
日本の山とはまた違った魅力があり素晴らしい場所でした。



黄山の様子


黄山より帰宅後ホテルで閉幕式が開催されました。
現地のスタッフの皆様と日中の平和と再会を約束しました。



閉幕式の様子






5日目
いよいよこの日で中国とお別れです。
上海に新幹線で向かい無事日本に帰国しました。




中国の新幹線


今回このような素晴らしいイベントに参加する事が出来まして大変光栄でした。
改めて芸術に国境はないと感じました。
今後も世界平和のために全力で活動して行きたいです。



浦大典